無印良品

無印良品の「くらしの備え。いつものもしも。」

今回のお話は「有事の際の備え」についてです。

有事の際に備えがあった方がいいということは頭では重々わかっているけど、何をしていいのかわからなかったり、重い腰が上がらなかったりと中々準備が進まない人も多いのではないでしょうか?

全てを準備することはできなくても「最低限」の準備だけでもできていると安心することができるのでこの記事を読んだ方はぜひ実践してみてください。

無印良品の「くらしの備え。いつものもしも。」

無印良品では「標準装備」という言葉で表現されています。

標準装備とはなんぞや?というと

  • ①知って備えること
  • ②必要なものを備えること
  • ③もしもに備えること

大きく3つです。

①から順番に進めていくことをおすすめします。

理由は全ては知ることから始まります。そして「知らなければ何も備えることはできない」からです。知ることで「必要なものを揃えること」ができます。それが「もしもに備えること」につながります。

知って備えること

■信頼できる情報源を知っておくこと

有事の際は情報が溢れかえります。その中から正しい情報を得ることは大変なことです。事前に有益な情報源を押さえておくと良いですよね。

  • 自治体SNS、防災情報メール
  • 気象庁HP
  • NHKデータ放送
  • コミュニティーラジオ

上記は特に固い情報です。特に自治体の情報は避難の状況も含めわかるためTwitterなどでフォローしておくのも手だと思います。

■避難所に入れるとも限らないことを知っておくこと

残念ながら避難所にも人数に限界があります。普段から広域避難場所などを調べて、近くにいくつあるのか知っておくと良いですね。

■選択肢は避難所だけじゃないことを知っておくこと

親戚や友人に避難させてもらうことも選択肢の一つとなることを知っておくと選択肢の幅は大きく広がります。「避難」とは「安全な場所へ行くこと」ですので、避難所だけではないということですよね。

■自宅待機が最高の避難場所かもしれないことを知っておくこと

市役所などに行けば「ハザードマップ」というものが配られています。そちらを元に事前に自宅が安全な場所か確認しておくと安心感が増しますよね。ただ状況によっては避難すべき場所になる可能性もあるため、その時の情報と掛け合わせて判断すると良いですね。

■家族や友人で決めておく連絡のルールを作っておくこと

有事の際は携帯電話が繋がらなかったりするものです。その時は集合場所や避難場所を共有しておくと意思の疎通が図れますよね。また携帯電話が使えなかった時のために、アナログですが手書きの連絡先を準備しておくのも手です。公衆電話はいざという時使えるようになっていますので、連絡が取れるようになりますよ。

必要なモノを備えること

必要なモノって何よ?って話になりますよね。ここでいくつかの例をあげていきますね。

■食料編

普段から食べ慣れているものを備蓄しておくのが最も安心できると思います。もちろん日持ちするレトルトや缶詰などが主流になってきますね。最低でも3日分は欲しいところです。

【ローリングストックという考え方】

普段から食べるものを複数常に用意しておき、食べたら買い足しておくという方法です。これは普段の食事にも備えにもつながり、かつ賞味期限なども買い足しているため安心してストックできる考え方です。私はこれを利用しています。

お子様のいらっしゃる家庭では長持ちするお菓子やジュースなどもローリングストックしておくと不安がるお子様にも安心感を与える材料になると思います。私はお酒を準備しています。

■道具編

正直全てを書き出すとキリがないくらいにあります。

ここでおすすめなのが無印良品の「いつものもしも備えるセット」です。必要最低限のものが揃っています。

内容物は以下の通りです。

これだけの商品が詰め合わさった商品です。個人的に「エマージェンシーシート」がすごく良いなと思っています。熱遮断性が非常に優れており、寒い時には保温効果を最大化してくれます。実際に救急現場でも使われているモノですね。

私のもしもの備え

私は玄関先に緊急用の鞄を準備しています。

このような感じで、埃が被らないようにビニールをかぶせて置いています。有事の際はこれを持ってササっと行動に移せるようにしています。ビビリなのです。

鞄の中身はというとこんな感じ。

いつものもしも備えるセットに加えて、靴下や割り箸、水などアレンジして準備しております。

カレーやレトルトのご飯などはローリングストックとしてキッチンの食材と一緒に入れているので、有事の際はそれらをカバンの中に入れて避難するつもりです。(あ、スプーン入れておいたほうがいいかも)

■何気に+αで準備して置いた方が良いもの

  • 現金
  • 乾燥剤

上記二つは写真に写っていませんが、準備して置いたほうが良いです。

現金は停電時に電子マネーやバーコード決済、クレジットが使えなくなった時に必要になります。

乾燥剤はカバンの中に入れておきましょう。布ものなどは乾燥剤を入れておかないとカビの原因になってしまいます。いざという時にカビまみれで使えないと嫌ですよね(私は1回失敗しました)

最後に

いきなり全てを準備するのは大変です。思い立った時に少しずつ準備していくと自分に必要な避難セットが少しずつ出来上がっていくので少しずつ集めていきましょう。

半年に1度点検しておくことをおすすめします。水にも賞味期限があります。私は9月1日の防災の日と3月11日の東日本大震災の日を目安に点検しています。

「備えあれば憂いなし」です。

じゃぁねー!